1949-11-19 第6回国会 衆議院 水産委員会 第12号
○井元参考人 お答えいたします。補償金が政府から支拂われるということは、理論上でありまするが、実際は漁業者が漁獲高の中から免許料によつて支拂うということになつておりますので、これはいたずらに手数がかかるのみじやないか、従つてまた漁業者は現金で政府に拂う。そうして補償金は二十五箇年にわたつて債券で拂われる。こういうことであれば、むしろこれは漁業調整上矛盾して行くのではないか、ごう考えております。
○井元参考人 お答えいたします。補償金が政府から支拂われるということは、理論上でありまするが、実際は漁業者が漁獲高の中から免許料によつて支拂うということになつておりますので、これはいたずらに手数がかかるのみじやないか、従つてまた漁業者は現金で政府に拂う。そうして補償金は二十五箇年にわたつて債券で拂われる。こういうことであれば、むしろこれは漁業調整上矛盾して行くのではないか、ごう考えております。
○井元参考人 実際問題といたしまして、一律に消滅しましても、私は現在の漁業権の約九〇%はまた漁民の手に移つて来るのではないか、こう考えるのでありまして、従つてあとの一〇%が不在地主的な存在あるいは不当なる慣行による專用漁業権となつて、こういうものが残るのではないか、こういうものに対しては、極端ではありますけれども、補償の必要はないのではないかというりくつも成立つので、今までその連中は、漁民をある程度苦
○井元参考人 御指名によりました私は長崎県の一漁業者でありまして、県会議員を勤めておる井元米吉と申すものであります。 さきに水産業協同組合法を制定されまして、今回またわれわれ漁業者のバロメータ—である漁業法案を起案なされた関係御当局の御労苦、連日この法案の御審議に当つておられる水産委員会の皆様の御苦労に対しまして、深甚なる感謝の意を表する次第であります。幸いに本漁業法案の審議にあたりまして発言を許
○井元公述人 私は長崎縣の一漁業者でありまして、現在長崎縣議会の議員であります。水産部の委員長を勤めております井元と申すものでございます。 突然本公廳会に呼び出されまして、公述するあまり深い資料も持ち合さないのでありますが、私たちの待ちに待ちました新たな民主的な漁業協同組合法あるいは漁業生産組合法というものが、ようやく今回國会に上程さるるに至りましたことを、私たち漁民といたしまして深くうれしく感じておる